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看護局
総看護師長 挨拶
 
 公立七戸病院は、「地域住民に親切な病院であること」を信念として、全職員が1つになって活動するよう取り組んでいます。
 看護局は、地域住民の皆様が健康を維持し安心して生活を送れる様に、院内の部署間の応援体制を強化と院内の施設や行政と連携し、患者様に寄り添った看護の提供を志しております。
 また、新型コロナウイルス等の感染対策についても今までと同様に継続し、院内感染防止に努めていきたいと思います。

総看護師長 工藤 みわ

看護局理念・方針 

〈理念〉

「自分が受けたいと思う看護を実践する」
                〜患者・家族に寄りそう心〜


〈方針〉

 1 患者さん・職員問わず、思いやりの心と助け合いの精神を大切にします。
 2 質の高い看護を提供するために、看護実践能力の向上に努めます。
 3 安全・安心な看護を提供するために、一人ひとりが責任ある行動をします。

 4 職場環境の改善を意識し行動します。
 5 経営意識を持ち、有機的・効率的に業務を行います。

 6 地域包括ケアシステムとしての看護のあり方について研鑽し、
   地域住民に貢献します。
   
 
教育理念・教育目標・研修体制 

「地域のニーズに対応し、心豊かな自律した看護職員を育成する」


〈教育目標〉

1 組織を理解し、医療チームの一員であることを自覚した行動がとれる
  看護師を育成する
2 責任と誠意ある看護を提供できる看護師を育成する
3 自己啓発に努め、自律した看護職として、専門性を高めることが出来る
4 研究的視点で新しい看護を創造できる看護師を育成する

5 看護管理能力を向上させ、心豊かな看護管理者を育成する


≪研修体制・指導構造≫




令和5年度 教育計画

◆看護師教育計画
 〇医療安全対策/BLS 〇感染予防対策 〇接遇  (全職員対象)
 〇電子カルテ導入による看護記録
 〇看護必要度
 〇褥瘡ケア
 〇認知症ケア
 〇ACPの周知

◆クリニカルラダ―システム
・クリニカルラダーシステムは、新人看護師から達人看護師へと段階を踏んで
 臨床看護実践能力を向上させて、人材育成を図ります。
 当院は、日本看護協会から提示されたJNAラダーシステムと整合させて、
 新たなクリニカルラダーの活用を始めています。
・レベル別研修
・インターネット研修  ※職場でも視聴できるように研修環境を整備
・認定レベル制度


◆管理ラダーシステム
・看護管理者の育成と支援するシステムを構築し、令和3年度より実施。

◆看護補助者研修
・5回/年 実施(看護補助者体制充実加算対象研修会を主として実施)
 〇医療制度の概要・看護チームの一員としての看護補助者の業務について
 〇感染予防、医療安全について
 〇七戸病院看護補助者業務マニュアルについて
 〇守秘義務、個人情報の保護、接遇について
 〇腰痛予防、メンタルヘルスについて
 *その他日常ケアにかかわる業務については各部署にて実施

 

看護局委員会紹介 
  

 ◆教育委員会     集合教育、教育環境整備 、クリニカルラダ―
 
 ◆業務委員会     看護必要度評価の向上、看護業務改善、基準手順整備
 
 ◆看護実践委員会   看護過程に関すること、看護方式に関すること
 
 ◆看護研究委員会   看護研究に関する支援・査読
 
 ◆褥瘡対策チーム   褥瘡対策、教育・指導
チーム・WG  

 ◆ACPチーム     ・アドバンスケアプランニングの浸透 ・意思決定支援に関すること

 ◆認知症ケアチーム  ・認知症ケアの質向上

 ◆糖尿病ケアチーム(多職種協働) ・合併症予防の活動 ・地域普及活動

 ◆院内急変時対策チーム(多職種共同) ・院内職員への急変時対応の指導

 ◆FLSチーム(多職種協働)・二次性骨折予防
認定看護師紹介 

◆皮膚・排泄ケア認定看護師 西谷 栄理子

 「皮膚・排泄ケア認定看護師」と聞いても、何をするのかイメージがわかない方が多いと思います。
 具体的にいうと、創傷(きず)・ストーマ(人工肛門)・失禁に対するケアをします。創傷の中でも特に注目されているのが褥瘡(床ずれ)です。褥瘡についての研究が進み、まず予防から取り組むのが重要といわれています。また、できてしまった場合でも早く治療を開始すれば治すことができます。
 褥瘡の予防や治療についての相談を承っていますので、お気軽にご相談ください。さらに、ストーマについても生涯ケアが必要なため、生活の変化に伴うご相談などにも対応いたします。
 失禁に関しては、専門医はおりませんが、排便・排尿に関するお悩み、おむつに関するいろいろなご相談にもできるだけ対応いたしたいと思いますので、どうぞご連絡ください。


◆認知症看護認定看護師 久保田 由美子

 認知症を持つ患者さんは、入院という環境の変化や治療は大きなストレスです。そして不安や戸惑いを抱いて、一時的に混乱を引き起こしやすくなります。
 認知症看護認定看護師は、部署の看護師と協働し安心して療養できる環境を整え、その人らしさが尊重される看護が提供されるよう支援していきます。
 また、「認知症の方を地域で支えることができる」ことを目標に、院外でも一般住民や多職種への研修会、専門職と協働した活動をしています。
 認知症看護や介護に対するお悩みやご相談等がありましたら、ご連絡ください。


各部署の紹介 

◆1病棟

 1病棟は地域包括ケア病棟です。
地域包括ケア病棟とは、病状が安定した患者様に対して、在宅や介護施設への退院に向けた支援を行う病棟のことです。恒例の患者様は入院によるストレスや環境の変化から、不穏・情緒不安定など、せん妄を招くことがあります。そこで、1病棟では穏やかな入院生活を過ごしていただくためにデイケアを取り入れています。
 デイケアでは、体操・ゲーム、作品作りなどのレクレーションを行っています。安心した療養生活が送れますよう、スタッフ一同で支援していきます。



◆2病棟

 2病棟は内科疾患の急性期の治療が必要な患者様が入院する病棟です。
 本人や家族が急な入院に不安を抱える中、退院後の生活を見据えて入院時からサポートできるように、コメディカル・地域医療連携室を交えたカンファレンスを行い、連携を密にしています。
 認知症患者様の対応に一喜一憂しながら、スタッフ一丸となり、時にはヘトヘトになり、時には笑いながら看護を楽しんでいます。


◆3病棟

 
3病棟は主に外科と整形外科の混合病棟です。
 膝や肩の痛みがあり不自由な思いをしていた患者様、転んで骨折してしまった患者様など、手術してリハビリを頑張り元気に退院される患者様が多いです。スポーツでケガをしていまった学生さんも、手術後は学校の部活で活躍しています。そんな患者様から、いつも元気をいただき、スタッフも明るく活気があります。医師・理学療法士・地域医療連携室を含めた医療スタッフと退院後の生活を見据えたカンファレンスを行い、和やかな雰囲気のよい病棟です。


◆外来棟

 当院の外来部門は、各外来の他に禁煙外来・スポーツ外来・脳卒中外来・褥瘡外来など専門的な外来があります。さらに現在世の中を脅威にさらしている新型コロナウイルスに対する抗原検査・発熱外来を備え、地域住民の皆様が安心して過ごせるような医療を提供しております。
 また、地域に密着した病院として、患者様一人一人に合わせた医療提供を心掛けています。専門性を必要とする疾患に関しては、適切な医療機関を紹介し、協力して診療を継続して頂ける体制を備えております。
 外来スタッフ一同、患者様が豊かで健康的な生活を安心して送っていただけるよう、情報を随時提供し地域住民を支える医療機関を目指しています。

看護補助者さん大活躍! 

 看護補助者の役割は大きく、チーム医療の一員として大きな役割を果たしています。看護補助者が、看護師の業務を補助する事は、看護師の専門性と介護の両面から援助できることに繋がります。
 当院ではたくさんの看護補助者が働いています。
 看護補助者研修も年々充実させており、仕事の不安は解消されます。私たちと一緒に働きませんか!?

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